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これだけは知っておきたい!月齢別離乳食の進め方

離乳食
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初めての離乳食は、「食べてくれるかな」と楽しみな気持もあり、それと同時に不安や疑問もいっぱいかもしれません。

でもママも赤ちゃんも無理しないでくださいね。

今日食べなくてもまた明日と、ゆったりした気持ちで少しずつ進められれば大丈夫です。

赤ちゃんはその日の機嫌や体調によっても、食べるペースにムラがあります。

毎回食べてくれるわけではないということを覚えておきましょう。

様子を見ながら「焦らずゆっくり」が、離乳食をうまく進めていくコツです☆




【離乳食とは】

まず離乳食とはどういったものなのでしょうか?

母乳やミルクを飲んで育ってきた赤ちゃんが、少しずつ固さや形のある食べものに慣れて、子どもの食事を摂取できるようになるプロセスが「離乳」です。

そしてこの時期の食事を「離乳食」と呼びます。

なぜ離乳食は必要なの?

それは、成長するにつれて、母乳・ミルクだけでは不足する栄養素が出てくるので、段階的に離乳する必要が出てきます。食べものを噛みつぶしたり、飲み込んだりできるように練習し、噛んで味わう食事を知る経験の機会でもあるので、離乳食はとても大切なのです。

母乳・ミルクから形あるもの、噛める食事に移行する離乳食には進め方があります。

離乳食は目安となる月齢をもとに、子どもの発育状況に合わせて進めていきます。

子どもの成長に合わせ、適切なタイミングで離乳していきたいものです。

食事の楽しさを体験し、「自ら食べる力」を育んでいけたらいいですね☆

それでは月齢ごとに離乳食の進め方を見ていきましょう。

【離乳食の4つの段階】

離乳食には大きく分けて4つの段階があります。

  1. 離乳初期(生後5~6か月頃)
  2. 離乳中期(生後7~8か月頃)
  3. 離乳後期(生後9~11か月頃)
  4. 離乳完了期(生後12~18か月)

それぞれ、ゴックン期・モグモグ期・カミカミ期・パクパク期と覚えると覚えやすいです。

離乳完了期に12~18か月と幅があるのは、子どもの個人差が大きいためです。

離乳食を始める目安

  • 首がすわって寝返りが打てる
  • 支えてあげれば座れる
  • 大人が食べているものなど食べ物に興味を示す
  • スプーンを口に近付けてみて、舌で押し出す様子が見られない

このような姿が見られれば、離乳食を始めても良い段階に来ていると思われます。

まずは1日1回から離乳食を始めていきましょう?

【月齢別離乳食の進め方】

生後5〜6か月の離乳初期(ゴックン期)

この時期に固さのある食事は難しいので、ミルクに近いポタージュ状の食事を与えます。与える食事は、よくすり潰して食べやすくしたおかゆです。

味付けは素材の味を活かすつもりで、何も加えないのが基本です。

子どもの反応から様子や体調を判断しながら、少しずつ慣れさせていくことが重要です。

母乳・ミルクからいきなり切り替えるのは無理なので、母乳やミルクは子どもが飲みたいだけ飲ませるようにしましょう。

※形状の目安です。

食事の固さや使う食材は、市販のベビーフードが参考になります。

母乳・ミルクだけの子どもにとって、固さのある食事は未知の体験です。そのため、授乳前に1さじ程度与えてみて、徐々に与える量を増やしていくことをおすすめします。

つぶしがゆを食べ慣れてきたら、少しずつポタージュからペースト状にしていきます。

また、おかゆと同様にすり潰した野菜や豆腐などを加えてみましょう。

白身魚や卵黄といった、比較的柔らかい食材を加えることができます。

離乳初期について詳しく書いた記事もあります。合わせてご覧下さい。

生後7~8か月頃の離乳中期(モグモグ期)

この時期の離乳食の進め方は、1日2回が基本となります。この頃には、舌と上あごを使って潰して食べることを覚え始めます。

与える食事はまだおかゆですが、舌で潰せる程度に形を残して与えましょう。

※形状の目安です

固さの目安は豆腐くらいで、食材は細かく5ミリ以下のみじん切りにするのがおすすめです。

味付けは、香り付け程度のごく薄味であれば可能です。加える食材の種類を増やし、子どもが飽きないように工夫することが大切です。

主菜の穀類と副菜の野菜だけでなく、果物やたんぱく質性の食材も加えます。

授乳については、母乳は子どもが欲しがったときに、ミルクは1日3回までを限度に飲ませます。

生後9~11か月頃の離乳後期(カミカミ期)

この時期は、下の前歯だけでなく上の前歯も生え始める頃です。それに伴い、離乳後期の食事は1日3回にします。

舌だけでなく歯茎でも潰せる頃なので、与える食事の固さと大きさもそれに合わせて変えていきます。

※形状の目安です

固さはバナナ程度、大きさは5~8ミリくらいのみじん切りが目安です。

味付けも同様に変化を加えて濃くしますが、まだ薄味に留めます。

加える食材を多くすると、相対的に穀類の割合は減ることになりますが、食事量そのものは増えます。

授乳は母乳については変わりませんが、ミルクは1日3回から2回に減らします。

【離乳食を終えるタイミング】

生後12〜18か月頃の離乳完了期(パクパク期)

離乳食を終えるタイミングの判断材料は、離乳の進み具合、歯の生え揃い具合などです。

固形物に移行することになるので、固さのあるものを子どもが自分で噛めることが条件となります。

1日3回柔らかめか普通の固さのごはんが食べられるようになれば、離乳の終わりが近づいているといえるでしょう。

歯が生え揃う時期には個人差があるので、歯茎で噛める程度の食事から与えて、様子を見ながらタイミングを判断することがポイントです。

固さの目安は肉団子程度ですが、味付けは離乳後期と変わらず薄味のままとします。

食べ物の大きさは1センチ程度に、加える食材も同様に大きめにします。

【時にはベビーフードの活用も】

先程も書いたように離乳食は、母乳やミルクを飲んで育ってきた赤ちゃんが、少しずつ固さや形のある食べものに慣れて、子どもの食事を摂取できるようになるための大切なプロセスです。

赤ちゃんの成長と消化吸収、噛む力などの発達に合わせて進めていきますが、離乳食のかたさや大きさが月齢に合わないものだったり、味や食感に違和感があると赤ちゃんによってはなかなか受け入れることができず、時間がかかることもあります。

また、はじめての育児で、離乳食作りに不安をかかえるママやパパの場合、「がんばって作ったのに食べてくれない」というストレスが赤ちゃんにも伝わり、ますますうまくいかないという悪循環になりかねません…。

そんな時に助けになるのが、ベビーフードです。月齢による具材の大きさのステップアップや、赤ちゃんの成長に合わせた味付けなどが配慮されているので、食べやすいかたさ・大きさ・食感にしながら薄味でもおいしく食べられる離乳食作りの「お手本」になることと思います。

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【まとめ】

離乳食は、母乳・ミルクの不足する栄養素を補い、自分で食べる楽しみや喜びを覚える機会となります。

どの段階にも共通して言えることですが、免疫力の弱い赤ちゃんを食中毒から守るため、衛生面に気をつけましょう。

調理は清潔な手で行い、まな板は加熱前用と加熱後用に分けます。食器や調理器具は使用したら必ず洗剤で洗い、煮沸したり熱湯をかけたりして消毒をしてください。そして食材は、十分加熱して食べさせましょう。

魚は白身魚に慣れてきたら赤身魚や青皮魚、卵は卵黄のみから白身を含む全卵へと移行します。

肉類は脂肪の少ないものから始めて、野菜は緑黄色野菜全般を使います。

ヨーグルトや塩分・脂肪分の少ないチーズを与えることも可能です。

果物を加えるタイミングは食事が1日2回になった頃です。

子どもが興味を示した食べ物を手づかみするようになれば、離乳食の完了は間近ですよ。

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