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フォローアップミルクはいつ飲ませる?ミルクとの違いや必要性について

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「フォローアップミルクって何なの?」「粉ミルクや牛乳とはどう違うの?」「いつ飲ませたらいいの?」という疑問を持つ方もいると思います。

今回は、フォローアップミルクとはどのようなものなのか、どんな目的で使うのか、本当に必要なのか、そしてフォローアップミルクを飲ませるときの注意点などを紹介していこうと思います。

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【フォローアップミルクとは?】

フォローアップミルクとは、母乳や育児用ミルクと違って、赤ちゃんの栄養バランスを整えるためのミルクです。
育児用ミルクに比べてたんぱく質や炭水化物、カルシウムや鉄などのミネラルが多く配合されています。

また、牛乳より鉄分を多く含んでいて、必要に応じて9ヶ月頃から与えることができます。

知っている方もいるかと思いますが、1歳までに牛乳を与えると鉄欠乏性貧血が起こりやすくなるので、1歳の誕生日まではあまり与えないようにする方が良いと言われています。(牛乳は鉄の吸収をおさえてしまいます)

そのため、牛乳を飲ませるのは1歳以降が推奨されています。フォローアップミルクは、それまでの牛乳の代用品として作られた食品です。

【鉄を多く含む食品】
・卵
・赤身のお肉
・ほうれん草

なぜ鉄が大切なのか

乳幼児期に鉄分が不足すると、脳の神経伝達物質の生成が減るため、乳幼児の精神運動の発達にも影響があると言われています。

これは、神経伝達物質を作る酵素にも鉄分が必要なためです。

出生後、脳細胞が最も活発に分裂して成長するのが12ヶ月以前と言われています。
その時期に「鉄欠乏」の状態が続くと、乳児の発達(発語・言葉の理解・器用な動作や歩行)などが遅れる可能性があるということです。

【普通のミルクとは何が違うの?】

では赤ちゃんが母乳の代わりに飲んでいる育児用のミルクとフォローアップミルクは、具体的に何が違うのでしょうか。

育児用ミルクは母乳の代わり

フォローアップミルクは牛乳にビタミンDや鉄が添加されているものです。

【育児用ミルクとフォローアップミルクの違い】
・栄養素
・用途

育児用ミルクとフォローアップミルクは似て非なるものです。

そのためフォローアップミルクの代用として育児用ミルクを使うことはできません。その逆もまたダメということですね。

育児用ミルクとフォローアップミルクの違いを理解して、きちんと使い分けるようにしましょう。

栄養素

フォローアップミルクを飲むことで、牛乳に不足しがちな以下の栄養素を強化することができます。

  • 鉄分
  • ビタミン類
  • DHA
  • タンパク質
  • オリゴ糖
  • カルシウム

また通常の育児用ミルクと区別するために、フォローアップミルクには亜鉛や銅の添加が認められていません。
この点も大きな違いです。

つまり

  • 通常の育児用ミルクは、赤ちゃんにとって必要な栄養をバランスよく含んだミルク
  • フォローアップミルクは不足した栄養を補うミルク

と言えるでしょう。

使用目的

育児用ミルクとフォローアップミルクでは使用目的が違います。

  • 育児用ミルク:赤ちゃんのご飯(ミルクのみで十分)
  • フォローアップミルク:赤ちゃんの足りない栄養素を補う(フォローアップミルクのみでは栄養素は不十分)

通常の育児用ミルクは母乳の代わりに飲める完全栄養食です。
通常のミルクだけで赤ちゃんに必要な栄養素はほぼすべて含まれる点が特徴です。

一方、フォローアップミルクは赤ちゃんの不足しがちな栄養素を補うことが目的なので、フォローアップミルクだけでは栄養不足になってしまうということがお分かりいただけると思います。

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【いつからフォローアップミルクに切り替えたらいいの?】

一応の目安として、フォローアップミルクへの切り替え時期について、厚生労働省は9ヶ月以降を推奨しています。

あくまでもフォローアップミルクは足りない栄養素を補うことが目的なので、離乳食が順調に進み栄養がしっかり摂れている場合は、必要ありません。

生後9ヶ月ごろにかけては、母乳やミルクの回数がだんだん減ってくるので、これまで母乳やミルクから補えていた鉄分などが不足しやすくなります。そのような場合はフォローアップミルクを使用してみるのも良いと思います。

フォローアップミルクに頼るのも良いですが、なるべく鉄分は野菜などを使い、離乳食から取り入れるようにしましょう。

どうしても離乳食がうまく進まず、栄養の偏りが心配な場合はかかりつけ医に相談してみましょう。

【フォローアップミルクはどのタイミングで飲ませたらいいの?】

離乳食を食べることが大切なので、離乳食の前にあげてお腹が空いていない、ということがないように気をつけないといけません。

あげるタイミングとしては、食事やおやつと一緒に、または食事の後、食間(食事の1時間後くらいから食事の1時間前くらいまで)が良いと思います。

【フォローアップミルクは必要なのか?】

先程も書いたように、離乳食をしっかり食べている場合は、フォローアップミルクは必要ありません。

ただ、鉄分が多い食材を食べるのが苦手な赤ちゃんや、母乳やミルクを全く飲まない赤ちゃんは、フォローアップミルクを併用していくと良いと思います。

離乳食を食べない、体重の伸びがあまり良くないなど、栄養に偏りがないか不安がある場合は、一度かかりつけで相談してみると安心ですね。

【フォローアップミルクを飲ませる時に注意する点】

フォローアップミルクに頼り過ぎてしまうと、以下のようなデメリットもあります。

  • 離乳食が進まなくなる可能性がある
  • 虫歯のリスクがある
  • 育児用ミルクに比べて栄養バランスが劣る

フォローアップミルクのデメリットをフォローするために、どんなことに気をつけるべきなのか理解しておく必要があるでしょう。

離乳食が進まなくなる可能性がある

フォローアップミルクには飲みやすいように、オリゴ糖などの甘い味がついています。

そのため野菜などよりもフォローアップミルクを好む可能性があります。

赤ちゃんが欲しがるだけフォローアップミルクを与えていては、栄養が偏ってしまうのです。

記載された目安量には気をつけないといけませんね。

虫歯のリスクがある

フォローアップミルクにはオリゴ糖などの糖類が入っているため、むし歯のリスクがあります。

フォローアップミルクを飲んだ後はお水などを飲ませたり、歯を磨くなどして、口の中にミルクが残らないように工夫しましょう。

育児用ミルクに比べて栄養バランスが劣る

先程も書いたように、離乳食をしっかり食べている場合は、フォローアップミルクは必要ありません。

栄養バランスが育児用ミルクより劣るからです。

フォローアップミルクは、育児用ミルクの代わりではなく、栄養の補助的な役割をするものです。

そのため、もし与える場合は離乳食と併用しながら与えるようにしましょう。

フォローアップミルクだけでは、食事にはならないということを頭に入れておくことが大切です。

【まとめ】

何度も言っていますが、フォローアップミルクは、絶対に必要なものではありません。

あくまでも不足しがちな栄養素を補うためのものです。

離乳食が思ったように進まず、子どもの栄養の偏りが気になる場合に、使ってみようかな…くらいに考えるのがいいと思います。

メインの食事にはならないということを頭に入れておくことが必要です。

フォローアップミルクは虫歯になりやすい、甘い味に慣れてしまい離乳食が進みにくくなる可能性があるなどのデメリットもあります。それを頭に入れたうえでフォローアップミルクを使うようにしましょう。

また栄養バランスに不安がある場合などは、フォローアップミルクだけに頼らず、専門家やかかりつけ医に相談するのがオススメです。

以下に無料で相談できる電話相談窓口を紹介しておきます。

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